遠州滑走人の時事禄いままでは音楽の内容が主でしたが これからは世の中の出来事について書いていこうと思います

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私的泣けるうた 22:38
評価:
小谷美紗子,佐藤準
MCAビクター
¥ 2,187
(1997-02-21)
コメント:すばらしい


 ZARDの坂井泉水さんが亡くなって三回忌になるそうで、つくづく時が経つのも早いと感じました。
が私自身は彼女の歌に感化されることもなかったので特別な感情を持つことはありませんでした。

今のJーポップス界では泣ける歌というのがはやりだそうです。
TVでも泣ける歌を題材にした番組があるそうで・・・・

えっ? 無くなった?。そうですか

最初この番組を知ったとき 泣けるほど良い歌があるからそれを紹介するという趣旨なのかと
思いましたが、実際には番組内にて皆で泣くという恐ろしい内容でした。

正直 気持ち悪いな〜と。

別に良い歌 音楽を聴き 感動して泣くという行為を否定するつもりはない すばらしいことです。
でもそれは各個人の裁量でしょう 関係者にお膳立てしてほしくないし、そんな下準備を
されても白けて泣けやしない。 こんな番組に出て見て泣けるなんてどんな神経をしているのか
私には理解できない。

じゃあ あんたはどんな曲で泣けるのかと問われるかもしれないので何か挙げてみましょう。

小谷美紗子なんかどうだろう。

ほとんどTVに出ないし、ビジュアル的にも地味なので、誰それ?と思われる方もいるかもしれ
ない。彼女の曲に関してはYou Tubeでアップされているので、デビューシングルの
「嘆きの雪」でも聴いていただきたい。

歌詞中で出てくる”同情混じりの優しさは ダイヤモンドも切り刻むナイフのよう”なんていう
殺しのフレーズはそうそうでるもんじゃない。
この人はこのような聴き手の胸に突き刺さる歌詞を書くのがとても得意だ。

ただし泣けるとは言っても実際に泣いたことはない。
泣けてくるほど胸に突き刺さってくるから とてつもなく悲しく切ない歌であることは確かだろう。
でもこの人の曲を聴いていると切なく悲しいにもかかわらずその実 彼女はものすごく心の強い
人ではないかと思うのだ。 
デビューアルバム「プロフィール」の”自分” 詩の内容にはとにかく驚きました。

自分よりバカな人を見て安心した
自分の罪を人に着せて楽をした
私の弱さを認められずに
最後の最後には世の中のせいにした

成功する人をねたみ 短所をさぐった
見つかったのはみにくいみじめな自分だった
誰もがそうだと結論づけて
最後の最後には世の中のせいにした

<中略>

悲しいNEWSを見て涙を流して
自分は優しいやつだと満足してる
悲しいNEWSの主人公たちを
たすけたいなんて気持ちはもう忘れてる
自分がすごいやつだと思わせるために
世界の問題について真剣に語る
そんな姿に酔っているだけで
語るのは簡単だ 言うだけなら私にも出来る

誰もがそうだと結論づけて
最後の最後には世の中のせいにした
もっと自分を見つめ直そう

           デビューアルバム ”プロフィール”から「自分」より

デビュー当時 まだ二十歳そこそこの小娘がこんなシリアスな詩を書くという事実に
驚かされたものだった。 個人的には時事的なことに対し、あれこれ考えるのは当然だと
思うし、最終的にそれが社会のせいなら 社会を構成する人間として 自分の責任でもある
と考えるのも当たり前だと思う。
この曲に関しては最後の”もっと自分を見つめ直そう”は余計のような気がする。
ない方がよりシリアス度が増すと思う。 曲タイトルが”自分”なんだから最後にだめ押しを
する意味などないと思うのだが・・・・

今のJポップの主流が親しみやすさ わかりやすさ そしてビジュアル的なものを重視している
点に異論はないでしょう。 その流れからは完全にはずれているわけで、当然彼女のような
ミュージシャンは知る人ぞ知るという存在になる。 
彼女のように 歌 歌詞 メロディがここまで一体になり聴き手に迫ってくる例はないでしょう
中には青臭いな〜なんて思う部分もあるけど でもその後にガツンやられるんですよね。笑

そんなわけで泣けるほど良い歌紹介しました。 ガツンとくるよ〜(゜◇゜)

 

| Jpーポップス MR | comments(0) | - | posted by enski
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